238-109 怨みは消える事無く続いた
2110701 横浜の普通の主婦が霊能者になるまで。No.118
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借金返しに奔走する妻、未入籍の愛児二人を育てる
若き愛人を残したまま、弥一は急死した。
死んでみれば、戸籍の移動から判明したのか、
弥一の本家と名乗る人が来て、弥一の遺骨を取り上げ
山陰地方に持ち帰った。聞けば弥一はその家の跡継ぎ
養子だが、実子が生まれていたたまれない彼は家を出た。
だが、死んだあと、その本家としては跡継ぎ養子を放って
おけず、持ち帰ったものと思われる。
ともあれ、未入籍のまま、遺骨さえ取り上げられ、子ども
二人を残された愛人の立場のままの女性は怨みをどこに
ぶつけたら良いのかわからぬまま、50年近い歳月、苦闘
して生きた。
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