241-112 再々婚のすすめ
210704 横浜の普通の主婦、宗優子が霊能者になるまで.121
☆
駆け落ち再婚夫の起こした工場の借金を全額返済した
伯母の奇特さを町の人々は見ていたのだろう。
借金返済が終わって見れば50才になっていた伯母スエに、
近所の同じように工場の経営者のおかみさん連中から再々
婚の話が持ち込まれた。
「あんた、感心だね。良く借金返したね。でも、これから先、
どんどん年を取っていくのに、一人で暮らして行くのは大変
じゃないか。良い相手を探して上げるから嫁ぐと良いよ」
おかみさん連中はそのように言って伯母スエに再々婚
をすすめたらしい。(50年後、その工場の町で、生存の
工場のおかみさん、といっても80-90才の人たちだったが
から、宗優子が聞いたものだった)
そして、スエは、おかみさん連中から花嫁支度をして貰い、
祝われて、墨田区の某商店主の清田さんに嫁いて行く
のだった。もちろん、相手も先妻に死に別れての再婚
だった。
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